黄金の時間に浸る

シアトル周辺で夕日を見るのに最適な場所

最終更新日: 2021年3月21日

シアトル周辺は、見事な夕日でも知られている。

何マイルにも及ぶ海岸線と手入れの行き届いた公園が数多くあり、空が深いオレンジ色、ピンク、金色へと変わる様子を鑑賞する場所に事欠きません。春と夏は日が長くなるにつれ、特別な楽しみをもたらします。 一年で最も日が長い日（6月20日）には、太陽が沈むのは午後9時を過ぎてから。つまり夕暮れ時のピクニックを楽しみ、世界が柔らかな琥珀色の光に包まれる「ゴールデンアワー」をたっぷり味わえるのです。以下に、シアトル周辺地域で夕日を眺めるのに最も絵になるスポットをいくつかご紹介します。

写真： ワシントン州デモインのポヴァティ ・ベイの夕日
クレジット: ギャリエ ・フォトグラフィー
デモインビーチパーク
レドンドビーチ
ソルトウォーター州立公園
シーハーストパーク
スワードパーク
アルキビーチ
ケリーパーク
ゴールデン・ガーデンズ

デモインビーチパーク

デ・モインズ・ビーチ・パークは、シアトルから南へ車で少し行ったところにあるピュージェット湾沿岸の隠れた名所です。散歩をしたり、ベンチに座って遠くに広がる海とオリンピック山脈の景色を楽しむのに最適な場所です。公園はデ・モインズ・マリーナの隣にあり、長い桟橋まで歩いて行けばさらに素晴らしい景色が望めます。 マリーナ周辺を散策すれば、風変わりな公共アートを発見したり、揺れるボートを眺めたり、波の打ち寄せる音を聴いたりできます。

短いハイキングやサイクリングを楽しみたいなら、デモイン・クリーク・トレイル経由でこの公園へアクセスできます。この舗装された遊歩道は全長約3.2kmで、アングルレイク・ライトレール駅近くに起点があります。最後まで進むとビーチパークに到着します。周辺にはレストランも多数あり、夕日を眺めた後の夕食やドリンクに様々な選択肢があります。 地元客に人気の「クォーターデッキ」は、豊富なワインとクラフトビールが揃うバー兼カフェです。

レドンドビーチ

デモインにあるレドンドビーチは、ピュージェット湾沿岸のもうひとつの静かなスポットで、人混みを避けたい方に最適です。1.1マイル（約1.8km）の遊歩道を歩きながら景色を楽しみ、心地よい波の音を聴きましょう。水面から頭をのぞかせるアザラシやアシカに出会えるかもしれません。 豆知識：このスポットは「ホエール・トレイル」にも含まれています。西海岸に点在する100ヶ所以上のクジラ観察スポットを認定したルートです。目を凝らして探せば、シャチやコククジラ、ザトウクジラが噴き上げる水柱を見られるかもしれません！

ソルトウォーター州立公園

デモインのソルトウォーター州立公園では、都会の喧騒から遠く離れた別世界にいるような気分を味わえます。インターステート5号線からわずか数マイル離れたこの137エーカーの公園には、緑豊かな森を背景に、砂浜と流木が点在するビーチが広がっています。周辺随一のハイキングコースが整備されているため、夕日を浜辺で楽しむ前に運動もできます。焚き火台で火を囲み、グリルで夏のバーベキューを楽しみ、敷物を広げて静かな景色に浸りましょう。水辺に沿った快適な遊歩道も整備されています。

写真： ワシントン州デモインにあるソルトウォーター州立公園の夏の夕日 。
クレジット: © キャプチャー・シェア・リピート合同会社

シーハーストパーク

シアトルの南、ビューレンの森に囲まれた一角にひっそりと 佇むシーハースト公園は、独特の没入感あふれる夕日体験を提供します。ビーチへの道のりもまた魅力の一部——緑豊かな渓谷を曲がりくねったドライブが雰囲気を醸し出し、やがてピュージェット湾の隠れた海岸線が現れます。 到着すると、流木と海草に縁取られた全長約600メートルの小石の浜辺が広がり、夕暮れ時のくつろぎや静かな思索に最適です。頭上を舞う鳥から浜辺を這う小動物、沖合の海洋生物まで、野生生物を観察する絶好の場所でもあります。

写真： ワシントン州ビューレンにあるシーハースト 公園

スワードパーク

スワード公園は、キング郡最大の湖であるワシントン湖に突き出た森に覆われた半島です。シアトル・タコマ国際空港から車で約20～30分の場所に位置するこの賑やかな公園は、夏には水泳、ボート遊び、カヤック、パドルボードで人気を集めます。また多くの野生生物も生息しており、双眼鏡を使わなくてもサギやワシを頻繁に観察できます。 公園の周囲を2.4マイル（約3.8km）の舗装された遊歩道で散策した後、芝生に敷物を広げて夕日を楽しみましょう。晴れた日には南側でレイニア山の絶景を、北側ではマーサー島やシアトル東部の大部分を見渡せます。

アルキビーチ

ウエストシアトルのアルキビーチパークでは、都会の生活と自然の美しさが最高の形で融合しています。気温が上がると、人々はピュージェット湾に面したこのビーチに集い、カヤック、バレーボール、ローラーブレード、サイクリングなど、あらゆる夏のレクリエーションを楽しみます。近くには軽食を楽しめる場所も豊富にあり、ビーチでピクニックを楽しみたい方には焚き火場も用意されています。 夕暮れまで滞在すれば、湾を隔てたダウンタウンのスカイラインが織りなす比類なき景色を楽しめます。（注意：混雑により駐車場の確保が困難な場合があります。駐車スペースを探す時間を十分に見込むか、公共交通機関やカーサービスの利用をご検討ください）。シアトル・タコマ国際空港（SEA）からは車で20～30分の距離です。

ケリーパーク

都市のスカイラインがお好きなら、シアトルのクイーン・アン地区にあるケリー公園の眺めは最高です。この小さく静かな公園では、ダウンタウンの高層ビル群、そしてもちろん象徴的なスペースニードルを眺めながら、巨大な絵葉書を見ているような気分に浸れます。 当然ながら、写真撮影の人気スポットです。この場所はシアトル・タコマ国際空港（SEA空港）から車で北へ20～30分の位置にあります。あるいは、空港からリンク・ライトレールでウェストレイク駅まで行き、そこからクイーン・アン行きのバスに乗り換えて短時間で到着することも可能です。

ゴールデン・ガーデンズ

柔らかな砂浜と夢のような景色が広がるゴールデン・ガーデンズ公園は、シアトル北部で夏に最も人気のあるビーチの一つです。豊富な焚き火場とバレーボールコートが整備されているため、グループやビーチパーティーに最適なスポットとなっています。カヤックやパドルボードを楽しむ人々も多く集まります。ただし注意が必要です：アルキビーチと同様、人気の高さから特に週末や夏の夜は非常に混雑します。 シアトル・タコマ国際空港（SEA）からは車で約45分ですが、交通状況によってはさらに時間がかかる場合があります。

写真は、その様子。 ゴールデン・ガーデンズ・パークで夕日を楽しむ夏の群衆。

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著者名

ザヒヤ・ムハマド

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