SEAに男女共用トイレがオープン
シアトル・タコマ国際空港(SEA)は本日、利用者の旅行ニーズに合ったトイレをより柔軟に利用できるようにするため、同空港初の多人数利用可能な男女共用トイレをオープンした。
米国の空港の中には、1つのストールの男女共用トイレを提供しているところもあるが、ゲートD2付近にこの新しいトイレが追加されたことで、SEAは、複数の利用者が利用できる男女共用トイレを備えた全米で約10の空港のうちの1つとなった。
「この新しい男女共用トイレは、SEAが、性自認にかかわらず、旅行者を歓迎する空間であることに尽力していることを明らかにするものです」と、シアトル港のライアン・カルキンズ委員は述べた。「SEA空港を利用するすべてのお客様に、安全で利用しやすいトイレがあることを知っていただきたいと思います。さらに、このトイレはADAに対応し、家族連れに優しいスペースとなっているため、家族連れや旅行者の介助や介護が必要な方にも最適です。すべての旅行者を歓迎し、そのニーズに応えるスペースを作るために、たゆまぬ努力を続けてくれたプロジェクトチームとコミュニティパートナーに感謝します」
この男女共用トイレの特徴は以下の通り:
- 床から天井まで隙間のない完全施錠ドアを備えたストール(以下を含む):
- 大型一人用屋台10台
- 車椅子でご利用いただけるADA準拠の屋台2台
- 車椅子でアクセス可能な広い家族専用トイレ1室(ベビー・チェンジ・テーブルと幼児用シート付き
- すりガラスの引き戸の向こうにある、独立した個室の小便室
- 集中洗面台、大きな鏡、グルーミング・ステーション、ベビー・チェンジ・ステーション
水飲み場と水筒補充ステーション