SOUTH SOUND MAGAZINE:ナンシー・サルゲロ・マッケイがすべてを成し遂げる方法
COVID-19のパンデミック(世界的大流行)の際、アメリカでは、地域に根ざした小規模な博物館の3分の1近くが、強制的な隔離と低動員数のために閉鎖された。
ハイライン・ヘリテージ・ミュージアムのエグゼクティブ・ディレクター、ナンシー・サルゲロ・マッケイ氏は、ミュージアムが嵐を乗り切ったことを幸運に思うと語った。「博物館の開館そのものよりも、私たちが開館できたという事実の方が大きいかもしれません」とサルゲロ・マッケイは言う。
メキシコ・シティで生まれ育った移民であるサルゲロ・マッケイは、ワシントン州初のメキシコ生まれの博物館館長であることを誇りに思っており、この18年間のうち5年近くはこの役職に就いている。
ハイライン(ブリエン、シータック、ノルマンディー・パーク、ホワイト・センター、シアトル港を含むコミュニティ)での仕事に加え、サルゲロ・マッケイはワシントン博物館協会を含む複数の役員を務め、また2年間にわたりワシントン大学の専門生涯教育修了証プログラムの展示デザイン講師を務めた。