飛翔する帆
フライングセイルズインターナショナル・ブルバード & サウス176番街
シアトル・タコマ国際空港、ワシントン州
フライング・セイルズ(2010年)は、シアトル・タコマ国際空港ライトレール駅に設置された、動きと光と意味を融合させた2つの巨大なステンレス鋼彫刻である。エスカレーター間に吊り下げられたこの動的「帆」は、通過する列車の気流に反応し、その動きは絶え間ない移動と変容の流れを映し出す。 北側の帆にはワシントン州先住民部族の名前が刻まれ、南側の帆にはシアトルと同じ緯度経度に位置する世界の都市名が記されている。これにより地域の遺産が広範な世界地理と結びつけられる。空気・光・刻まれた記憶の相互作用を通じ、『フライング・セイルズ』は詩的なランドマークであると同時に、生き生きと変化し続ける風景の中でのシアトルの位置づけへの動的な賛辞となっている。
アーティストについて:
ヴェルナー・クロッツ(ドイツ生まれのアメリカ人)は、光・音・動きを用いたサイトスペシフィックでインタラクティブな作品で知られるインスタレーション・パブリックアーティスト。主な作品にニューヨーク・スタテンアイランドフェリー 『ル・ミリュー・デュ・モンド』、サンフランシスコ国際空港『アネモネ』 、シアトル・シータック空港『フライングセイルズ』がある。 米国とドイツの主要芸術賞を受賞したクロッツは、ベルリンとニューヨークを拠点に活動している。(出典:アーティスト公式サイト)